雑貨・家具・インテリアが大好きな | 種田家具のスタッフBLOG

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エマーソンです。
2014年冬季オリンピックの真っ只中でございます。
日本での放送時間が主に深夜から明け方なもんで
体力的にキツイですが、見れば結構良い気分になったりね。
今日はソチ五輪の素敵話。

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11日に行われたクロスカントリー男子スプリントの準決勝のこと。
ロシアのガファロフ選手がレース中に転倒し、
スキー板が破損してしまったんです。

彼は何とか競技を続行しようとしますが、左のスキー板が折れてうまく滑れない。
トップ集団から取り残される中、レースを再開させますがやはり折れたスキー板では滑れず
ゴール数百メートル手前で再度転倒。
スキー板が完全に折れてしまって、このまま棄権かという空気が流れましたが

一人のスタッフが駆け寄ってきてスキー板を履き替えさせると、
ガファロフ選手は競技を再開し最後まで滑りきりました。

実はこの時ガファロフ選手に手を差し伸べたスタッフは
ライバル国の カナダのアズワースコーチ。
彼は言います。

「苦しんでいる彼をそのままにしておくことができなかった。
ゴールを切らせて尊厳を持たせたかった。」

事態がわかったことで、カナダのアズワースコーチのスポーツマンシップに対し
称賛の声が上がってます。

アクシデントにめげず、ひたすらゴールを目指す姿に
立場や国境なんか関係なく誰もが心打たれたんですね。勿論僕も。

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トリノ五輪でも似たようなことがあったみたい。
カナダのスプリント女子チームの選手のストックが折れ上位を競っていた選手は
ズルズルと後退。見かねたノルウェーの監督がストックを手渡して競技に復活。
追い上げたカナダチームは銀メダルを獲得したみたいだけど、
結果、一時メダル圏にいたノルウェーは4位でメダルを逃すことになったんだ。
この時のカナダ女子チームの選手の1人がアズワースコーチの奥さんだったというね。

アズワースコーチは自分を重ねて思ったでしょう。

屈折している僕が思うほど世の中悪くないなと思いました。

※今日の1曲:SUGIZO/Rest in Piece & Fly Away

↓タネダのHPだよん